1月は明日香村を歩き、2月は沖縄へ行ってました。文化圏の違う場所の建築は、設計者の感覚を静かに動かしてくれます。
名護市庁舎は、時代を経るごとに土地へ馴染んでいく建築でした。屋根には風の通り道があり、そこから光と影が落ちてくる。開いているのに落ち着く。建築が形ではなく、空気の流れで成立しているように感じました。
戦前の住まいである中村家住宅も、風が抜ける住宅でした。空気が通ると、身体の動きまで自然に整う気がします。動線は図面だけで決まるものではなく、風に導かれるものなのかもしれません。使われている素材も、時間を受け止めながら静かに変わっていく。素材好きには赤瓦がグッときます。
そして中城城跡。石積みの厚みと欠けた部分がつくる余白が、空間を想像させてくれます。建築家にとって至福のひと時。いつも設計している建築も、風景のなかでこんなふうに残るといいな。
名護市庁舎 屋根がきれい
雁行したプランと屋根の連続
細かな仕事に感心、、、
ヒンプン(石塀)と屋根の水平ラインが好み
風が抜ける空間
連続する赤瓦の屋根
圧倒的存在感
つい、塀トップの納まりが気になる、、、
石積みが美しい